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書評41「人間」は「原始的な生活」をしないと弱くなる!

こんにちは!
スーパー・ブックサマライザーの蒼李です!
今回は、鈴木祐さんの「ヤバい集中力」について紹介していきます!

◆序章 獣と調教師
★獣=本能/調教師=理性
→本書での再現
★獣を単純で敏感だが、超絶パワーを発揮する!
第1の特性「難しいものを嫌う」
→エネルギーの浪費を防ぐため
第2の特性「あらゆる刺激に反応する」
→原子の環境に最適化されているので食べ物/セックス/暴力といった肉体的刺激にめっぽう弱いから
第3の特性「パワーがつよい」
→獣は秒間1100万もの情報を処理し、瞬時にあなたの体を乗っ取るパワーを持つ
★集中力向上のための3つの訓練
→残念ながら調教師は獣に勝てない
第1:調教師は獣に勝てない
第2:集中が得意な人など存在しない
第3:獣を導けば優秀なパワーを得られる
→獣を乗りこなし、ライバルたちをごぼう抜きせよ
◆第1章餌を与える
★研究の結果、やっぱりカフェインが最強だった
→覚醒作用を最大化させる五原則
1,1度に缶コーヒー(2本分)以上を飲まない
2.カフェインが苦手な人はミルククリームを
3.生生から90分はカフェインを飲まない
4.アメリカ陸軍開発のスケジューリングサービスを使ってみよう「zbーalert」
5.緑茶に含まれるリラックス成分が「テアニン」と一緒に飲む
★脳に良い食事
◇全粒穀物…玄米/オートミール/キヌア
◇葉物野菜…レタス/ケール/ほうれん草
◇ナッツ…クルミ/マカダミア/アーモンド
◇豆類…大豆
◇ベリー類… いちご/ブルーベリー/ラズベリー
◇鶏肉…鶏/鴨
◇その他野菜…玉ねぎ/ブロッコリー/にんじん
◇魚介…サーモン/青魚
◆第2章報酬の予感
◇ゲームは脳を気持ちよくさせる最強のテクノロジーである
→報酬それ自体に魅力があるからではなく、「報酬の出し方」がうまいからに他ならない
→自己の管理下におけるかどうかである
★①役に立つ「報酬の予感」を増やす
②役に立たない「報酬の予感」を減らす
★ゲームやネットにふけってばかりの人生とは他人から獣を操られ続けることに他ならず、そこにあなたの本当の自由は存在しない。それが嫌なら、すべてを自分でコントロールする以外に道はない。
◆第3章儀式を行う
★一見無駄な「マイ儀式」に隠された効果が次々に明らかに→「反復」で良い方向にセルフ洗脳しよう
ドーパミンを出す儀式で1日中捗りまくり
◇「マイ儀式」作りの条件
①「この動作を押したら大事な作業に取り組む」
と決めておく
②決めた手順を何度も繰り返す
→朝一は簡単なタスクから手をつけると集中力が加速する
→「できた!」を繰り返し記録して達成癖をつける
★「小さな不快」で獣を刺激する
→利き手ではないほうの手でマウスを操作する
◆第5章自己を見る
★「意志力」2つのアップデート
→意志力に糖分は関係ない
→意志力はやっぱり減らない
★平静な自分を取り戻す「デタッチド・マインドフルネス」→思考や感情から距離を置いて、ひたすら観察に徹する行為
◆第6章諦めて、休む
★集中力は「あまのじゃく」である
→理想的な労働時間は男性週25から30時間
→女性週22から27時間
※週に30時間以上働くと、認知機能にネガティブな影響が出る
→なかなか難しいと思うので、日中、少しでもいいからこまめに休むこと
→自然の写真や画像を見るだけ(一瞬でも良い)で集中力が維持できる
◆終わりに
★商品とサービスが高度化した現代社会においては、瞬間的な快楽を求め続ける人生は、逆にあなたの人生を奪うことになる。食品外車の狙い通りに食欲を刺激され、ゲームクリエイターの思うままに遊び操られ、やる気のなさを言い訳に自らの行動を縛り付けるな。そこにあなたの自由意志はほとんどない。